ある範囲単位で過去からの価格の変化を時期で指数関数的に重みを設定した後に平均をとったもの
単純移動平均は、その性質上値動きに少し遅れて動くという特徴がある、直近の動きを強く反映するために時間的に新しい値は強く、古いデータは弱く重みを付けて平均を計算する、加重移動平均のうち、重みづけを指数関数的に変化させて計算する指数加重移動平均 (Exponentially Weighted Moving Average; EWMA)を指数移動平均(EMA)という。
たとえば日足での重みづけは
当日→(1 - (2 / (n - 1)), 1日前(昨日)→(1 - (2 / (n - 1)) の2乗、2日前→3乗
と変化させながら加算する。
単純移動平均では期間外のデータは考慮から外すが、指数移動平均(EMA)では影響は少なくなっていくが値は残り続ける。無限に過去を計算することは不可能なので、下記の例のようにある範囲での近似計算を行う。
例: n 日EMA
EMA(今日)= EMA(昨日)+ (2 / (n - 1)) × (終値 - EMA(昨日))
# チャート初日のEMA=終値で計算することで近似値となる(過去値は重みづけで弱く計算されるため)
参照: 単純移動平均/SMA、加重移動平均/WMA、指数移動平均/EMA、三角移動平均/TMA、二重指数移動平均線/DEMA
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